Mystic Museが初めて自社ブースを開いたのは2025年5月24日、KINTEXで開かれたIllustar Festival 7でした。代理店のブースにクルーとして入るのとは、まったく質の違うものでした。最初から最後まで私たちが企画し、運営し、結果に責任を持つ舞台でした。

ブースの企画は、思ったより決めることが多い
Illustar Fesで自社ブースをどう構成するか、私たちはかなり長い時間をかけて話し合いました。コスプレチームのブースである以上、コスプレイヤーが中心になるべきなのは明らかでしたが、ファンがブースに来て「何を」体験するのかが核心の課題でした。
結論として、私たちは三つのゾーンを構成しました。グッズを購入できるグッズゾーン、ランダムくじを楽しむガチャゾーン、そしてコスプレイヤーと直接会って写真を撮るクルーイベントゾーン。各ゾーンが独立して回りながらも自然につながるよう動線を設計しました。
スタッフは全10名で、2日間それぞれのゾーンに専任を置くと人手はぎりぎりでした。それでも事前の計画に沿った運営で、当日どこかのゾーンが空いたり混乱したりすることなく終えることができました。

初日オープン直前の緊張感
5月24日の朝、ブースの設営を終えてオープンを待っていたあの時間は今も鮮明です。前夜遅くまでグッズの配置とガチャの設定を調整してほとんど眠れなかったスタッフもいましたし、クルーは衣装の最終確認をしていました。会場全体はまだ静かでしたが、私たちのブースの周りだけがやけに慌ただしかったです。
オープンした途端に何名かがすぐ入ってこられ、そのうちのお一人が「このチームをフォローしていたんですが、ついに直接会えました」とおっしゃったとき — その一言で緊張がすっと解けた気がします。
思いのほか反応が良かったガチャ
ガチャゾーンを導入するとき、私たちは確信を持てませんでした。コスプレのグッズをランダムくじで運営するやり方は馴染みが薄いのではという不安があったからです。ところが実際に開けてみると、当日の来場者から良い反応をいただき、むしろ列ができるほどの人気ゾーンになりました。何が出るか分からないという期待感が人を引きつけ、二度、三度と挑戦される方も少なくありませんでした。
一方、イベントゾーンではコスプレイヤーがファンと直接言葉を交わし、フォトタイムを行いました。決まった台本なしに自然に話しながら撮った写真のほうが、むしろ良い仕上がりにつながったように思います。現場で撮った写真をその場でSNSに上げる方々を見て、私たちも少なからず誇らしく感じました。
RTイベントでオンラインまで続いたイベント
会期中はSNSのRTイベントと来場レポートのイベントを並行して行いました。ブースを訪れた方が感想を投稿してくださると私たちが直接反応し、当選者にはグッズをお渡しする形です。イベントが終わったあとも感想の投稿は続き、会場が終わってからもオンラインで反応が続きました。
ブースの撤収を終えて宿でその投稿を一つずつ読みながら、初めてつくった自社ブースがこうして終わったのだという実感が湧きました。完璧ではなく、心残りもありました。次はこうしたいというメモも積み上がりました。それでも今回の経験は私たちに多くを残しました。初めてつくった自社ブースゆえに足りない部分もありましたが、その過程で得たものは、これからの運営に必ず反映されます。